ブリュッセルのEU地区と５０年記念日公園
５０年記念日公園
５０年記念日公園（サンカントネール公園）は、１８８０年のベルギーの独立記念日50周年をとって名づけられました。エタルビーク（Ｅｔｔｅｒｂｅｅｋ）の地方自治区とＥＵ本部の間にある公園です。１９００年に70周年を記念してレオポルド2世によって凱旋門が造られました。門は、パリの凱旋門に続き2番目に高く、世界でもっとも幅が広く45メートルあり、高さは30メートルあるアーチです。
その横には、まるで格納庫のように堂々と建っている建物、軍事博物館と自動車博物館が北側にあります。その南側には、美術館・歴史博物館があります。
また公園は、フランス風英国式スタイルで、広い遊歩道と並木道（フランス式）、新古典派のような彫像と聖堂のような（英国式）雰囲気の広がった公園です。
公園の北西角には、異教徒の古代ギリシャ・ローマ風の聖堂の複製があり、右側には、ベルギーのイスラム教徒によって占有されている国内最大級のモスク（寺院）があります。ヨーロッパの歴史上、イスラム教社会の挑発であるかのように思われる建物であり、ベルギー人とベルギー王国の驚かされることのひとつであります。
ストックレ・パレス (Palais Stocklet)
５０年記念日公園から約1キロメートルの間に、テルビューレン（Ｔｅｒｖｕｒｅｎ）通りがあり、その先には、ストックレ・パレス（Ｐａｌａｉｓ Ｓｔｏｃｋｌｅｔ）があります。
2009年に世界ユネスコ遺産に登録されました。それは、20世紀の豪華な個人邸宅でもっとも洗練された建物の1つと思われますアールデコ・アールヌーボのそれぞれ芸術家Ｇｕｓｔａｕ Ｋｌｉｎｔ，Ｆｒａｎｚ Ｍｅｔｚｎｅｒによって造られた、モダニストのコレクションの印象を強く与える邸宅です。1991年と1997年の間に、オーストリア人の建築家Ｊｏｓｅｆ Ｈｏｆｆｍａｎによって建てられました。
しかし、残念なことにここは、非公開です。世界遺産の継承とともに変わることを望みます。
ＥＵ地区
ブリュッセルは、欧州の東に位置します（ＥＵ本部があります）。ＥＵ地区は、５０年記念日公園とレオポルド公園、ブリュッセル公園を含む間にあります。または、アルロア・トゥーンと地下鉄シューマン駅の間にあります。本通りであるジョセフ2世通りと法律通り(フランス語 Rue de la Loi、オランダ語 Wetstraat)、ベリアール通り(Belliard)です。 ブリュッセルのもっとも、モダンな場所の1つでもある北駅の西側地区は、新しいビジネス街です。
欧州委員会 (European Commission)は、ベルレモン(Berlaymont)に本部があり、欧州連合理事会 (Council of the European Union)とＪｕｓｔｕｓ Ｌｉｐｓｉｕｓビルの反対側に位置していてロ通りにあります。
欧州議会 (European Parliament)の正面玄関には、ルクセンブルク駅よりベリアール通り上方にあります。欧州議会は、２つの棟で構成されています。１つの棟は、 1998年からＰａｕｌ－Ｈｅｎｒｉ Ｓｐａａｋビルが建てられ、もう1つの棟は、Ａｌｔｉｅｒｏ Ｓｐｉｎｅｌｌｉビルが１９９１年と１９９７年に建てられました。議会の建物すべては、３５，０００㎡の広さがあります。
ＥＵ議会は、一般に公開されています。議会が開会されている時は、ＥＵ諸国の20カ国すべての言語を理解できるように、同時通訳のヘッドホンを与えられます。一年に一度（多くは5月）ＥＵ本部は、一日中一般に公開されています。同時にベルレモンビルとＪｕｓｔｕｓ Ｌｉｐｓｉｕｓビルも公開されています。
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